写真家川本さん撮影
島近海にはめったに訪れないというシャチが5日、町真泊漁港の沖約1.5キロ先の海上に現れ、イーフのダイブエスティバン代表で水中写真家でもあり川本剛志(51)が撮影に成功した。
川本さんによると同日午前9時15分ごろ、客を案内してホエールウオッチング中にシャチ7頭の群れを見つけた。雄は体長5メートル、雌は2.5メートルほどあり、午前10時半頃に姿が見えなくなったという。
川本さんは「久米島で近くで見たのは10年前に続いて2回目。シャチは外洋にいる性質があるため珍しい」と話した。
比嘉正明通信員

2017年3月15日
春の海、シャチ悠々 久米島沖 群れ確認
久米島沖で確認されたシャチ。群れで約1時間にわたり泳いでいた=5日午前10時ごろ、久米島の北東1.5キロの海域(川本剛志さん提供)
久米島の北東約1・5キロの海域で5日午前、シャチ約7頭が泳ぐ姿が確認された。午前9時15分から10時半ごろまで姿を見せ、ホエールウオッチングで訪れていた人々を喜ばせた。
シャチはクジラ目マイルカ科に属し、ハクジラの一種。黒と白に分かれた体色や、最長で2メートルにも及ぶ背びれが特徴とされる。久米島町のダイビングショップ「ダイブ・エスティバン」を経営する川本剛志さん(51)が群れを撮影した。
川本さんによると、オスが目測で体長約5メートル、メスが約3メートルだったという。川本さんは「まさかシャチの群れを見ることができるとは思わず、驚いた。お客さんも喜んでいた」と話した。
2017年3月6日
シャチの生息域
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%81